【完全ガイド】新NISA つみたて投資枠と成長投資枠の違い|元浪費家の使い分け方

投資

「新NISAを始めたけど、つみたて投資枠と成長投資枠ってどう使い分けるの?」

そう思ったまま、なんとなく放置している方、結構多いんじゃないでしょうか。

正直に言うと、僕も最初は同じでした。投資を始めたばかりの頃は「とりあえずつみたてだけで OK でしょ」と思って、成長投資枠の存在をしばらく忘れていたほどです。

しかも、いざ成長投資枠を使おうとした時に、ある「やらかし」をしました(後ほど包み隠さず話します!)。

今回は、僕が実際に新NISAでどう枠を使い分けているのか、なぜそうしているのか、そして始めたばかりの頃の失敗まで全部お話しします。

「結局どう使えばいいの?」を、一気にスッキリさせていきましょう!

結論:僕は両方の枠を使い分けてます

まず結論からお伝えします。

僕は新NISAでつみたて投資枠と成長投資枠の両方を使っています。

そして、買っている銘柄は両方ともオルカン(全世界株式)1本だけです。

「あれ、銘柄が一緒なら枠を分ける意味あるの?」と思ったかもしれません。

実は、銘柄は同じでも、それぞれの枠で買い方を変えて運用しているんです。つみたて枠は毎月決まった額の定額積立、成長枠は相場やポイントが動いた時の追加購入。役割が違うんですよね。

詳しくは後ほどお話しします!

そもそも:つみたて投資枠と成長投資枠の違い

使い分けの話に入る前に、まずは制度の基本を整理しておきます。

ざっくり言うと、つみたて投資枠は「毎月コツコツ用」、成長投資枠は「自由度の高い枠」です。違いは大きく3つあります。

① 年間投資枠と非課税保有限度額

項目 つみたて投資枠 成長投資枠
年間投資枠 120万円まで 240万円まで
生涯の非課税保有限度額 1,800万円(枠併用) 1,200万円(枠併用)

併用すると、年間最大360万円まで投資可能です(つみたて120万+成長240万)。

生涯の投資上限は合計1,800万円。そのうち成長投資枠で使えるのは最大1,200万円までで、残りはつみたて投資枠で埋める形になります。逆に言えば、つみたて投資枠だけなら1,800万円フル活用も可能です。

僕は併用していますが、「成長枠は1,200万円までしか使えない」というのは意外と忘れやすいポイントです。長期で見ると重要な制限なので、頭の片隅に入れておきましょう!

② 投資対象商品

投資対象 つみたて投資枠 成長投資枠
投資信託 金融庁認定の長期・積立・分散向けのみ アクティブファンド含む幅広い対象
上場株式(個別株) ❌ 対象外 ✅ OK
ETF 一部のみ ✅ OK

つみたて投資枠は、金融庁が「長期・積立・分散投資に適している」と認めた投資信託のみが対象です。ハイリスクな商品や手数料の高いものは最初から除外されているので、初心者でも選びやすい設計になっています。

成長投資枠は、上場株式・ETF・幅広い投資信託まで OK。アクティブファンドや個別株を狙いたい人にはこちらが向いています。ただし、すべての商品が対象というわけではありません。長期の資産形成に向かない商品は最初から除外されています:

  • 整理銘柄・監理銘柄:もうすぐ取引できなくなるかもしれない株(経営不振で上場廃止が近い銘柄)
  • 毎月分配型の投資信託:毎月お金が戻ってくる仕組みだが、預けたお金(元本)を削って分配することがあり、長期で増えにくい
  • 信託期間が20年未満の投資信託:運用期間が短く、長期保有に向かない
  • レバレッジ商品(「●倍ブル」「●倍ベア」など):値動きを2倍3倍に増幅する商品。損する時も大きく損するハイリスク

新NISAは「長期・分散・積立」を支援する制度。だから短期売買やハイリスクな商品は最初から弾かれている設計なんですよね。

③ 購入方法

購入方法 つみたて投資枠 成長投資枠
自動の定期購入(積立) ✅(これしかできない)
自分のタイミングで一括購入(スポット)

つみたて投資枠は、自動で定期購入する「積立」のみ。「今月は相場が下がったから多めに買おう」というスポット的な調整はできません。

逆に成長投資枠は、積立もスポット購入も自由です。「今このタイミングで買いたい」という判断ができるので、後ほど話す僕の3つのトリガー購入も成長枠で行っています。

成長投資枠の方が年間枠も大きく、買い方も柔軟。ただし対象商品の幅が広いぶん、選び方を間違えると痛い目を見る可能性もあります(この後の失敗談につながるんですが…)。

僕の使い分け:定額積立 + 3つのトリガー購入

ここからが本題です。

僕は両方の枠とも、買っているのはオルカン1本だけ。それぞれをこう使い分けています。

つみたて投資枠:オルカンを毎月決まった額で積立

つみたて投資枠は、シンプルにオルカンを毎月決まった金額で定額積立しています。

「先取り貯蓄」と同じ考え方で、給料が入ったら勝手にオルカンが買われる仕組みを作っています。意思力ゼロで投資が続けられるんです。

成長投資枠:3つのトリガーで購入

成長投資枠は、自分で決めた3つのトリガーが発動した時だけ買い増しします。

トリガー①:Vポイントが100ポイント以上貯まったら

楽天証券やSBI証券では、貯まったポイントで投資信託を買えます。

僕は Vポイント(三井住友カード経由で貯まるポイント)を成長投資枠でオルカンに充てています。100ポイントを超えたら、そのタイミングで購入。

「ポイントだから消費に使ってもいいや」と気を抜くと、すぐに失われる。だから淡々とオルカンに変えて、長期で増やす方針です。

トリガー②:買い増しルール発動時

僕には事前に決めた「買い増しルール」があります。オルカンが10%以上下落したら買い増す、というルールです。

このルールが発動した時の買い増しは、迷わず成長投資枠で行います。年間120万円のつみたて枠とは別に、240万円の成長枠があるからこそ、こういう「攻めの追加投資」ができる。

買い増しルールの詳細は別記事でも書いていますが、「下がったから買う」じゃなく「ルールが発動したから買う」。これだけです。

トリガー③:ボーナス時(8月・12月)

僕は年に2回、8月と12月のボーナス時にもオルカンを成長枠で追加投資しています。

「ボーナスを使い切らずに、未来の自分のために回す」。これも一つの仕組みです。

なぜ両方ともオルカン1本なのか?

「成長投資枠なら個別株も買えるのに、なんで両方ともオルカン1本なの?」と思うかもしれません。

理由は単純で、選択疲れを避けたいからです。

正直に言うと、僕は投資を始めたばかりの頃、銘柄選びに時間を使いすぎて疲弊した経験があります。「米国株がいいかな」「個別株でテンバガー狙うか」と毎日チャートを眺めて、結局何も買えずに終わる日もありました。

ある日、こう気づいたんです。

「銘柄選びで悩む時間より、淡々と買い続ける時間の方が大事じゃん」と。

それからは全世界株式(オルカン)1本に集中して、銘柄選びの時間をゼロにしました。投資について考える時間が減って、本業や副業に集中できる時間が増えた。これだけでも投資を続ける価値があったんです。

失敗談:成長投資枠のつもりが「特定口座」で買っていた事件

ここから、僕の包み隠さずの失敗談をします!

新NISAを始めたばかりの頃、成長投資枠でオルカンを買おうとしました。注文画面で銘柄を選び、金額を入れ、確認ボタンを押す。「よし、成長枠で○万円分買えた」と思っていたんです。

ところが翌日、注文画面を見て気がつきました。

「あれ、これ特定口座になってる…?」

そう、僕は注文時に口座区分(NISA枠 or 特定口座)の選択を間違えていたんです。注文確定後だったのでキャンセルもできない。

完全にやらかしました。

仕方なく、その分はプラスになるまで保有 → 売却 → 改めて成長投資枠で買い直しという遠回りをしました。幸い相場が上がっていて、損失なく終わらせることができたのは運が良かっただけです。

身をもって知ったのは、こういうことです。

注文確定前に、口座区分(NISA枠か特定口座か)を必ず確認する

これだけで防げる失敗ですが、慣れていない時ほどやらかしやすいんです。

新NISAを始めたばかりの方は、注文画面で口座区分が「NISA成長投資枠」or「NISAつみたて投資枠」になっているか、確認ボタンを押す前に一呼吸置いて確認してください。これが大事なんです!

読者へのメッセージ:始めるなら「つみたて」から

ここまで僕の使い分けを書いてきましたが、これから新NISAを始める方、または始めたばかりの方には、こう伝えたいです。

まずはつみたて投資枠を、毎月無理のない範囲で。 成長投資枠は、生活資金に余裕が出てきたらで全然OKです。

僕も最初の数ヶ月は、つみたて投資枠だけを使っていました。それでも問題なかったし、むしろ「両方使わなきゃ」と焦ってお金がない月にスポット購入する方が、生活が苦しくなって続かなくなる原因になります。

続けることが何より大事です。

毎月いくらなら無理なく積み立てられるか。それを最初に決めて、仕組み化する。成長投資枠は、生活が安定して「お、今月は余裕あるな」と感じた時に、トリガーを決めて使えばいいんです。

焦らず、淡々と、自分のペースで。

まとめ

今回のポイントを整理します。

  • 新NISAはつみたて投資枠(年120万)と成長投資枠(年240万)の2つがある
  • 僕は両方ともオルカン1本で運用、銘柄選びの時間をゼロにしている
  • つみたては毎月定額、成長はVポイント・買い増しルール・ボーナスの3トリガーで購入
  • 失敗談:成長枠のつもりが特定口座で購入。口座区分の確認は注文前に必ず
  • 始めるならつみたて投資枠から。成長枠は生活に余裕が出てきてから全然OK

新NISAは長期で使い続ける制度です。最初から完璧を目指さず、無理のない仕組みを作ることが、結果的に資産形成のスピードを上げてくれます。

まだ口座を開いていない方は、まずSBI証券の口座開設から一歩踏み出してみてください😊

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